リゾクトニア菌との戦い その2

リゾクトニア菌対策のつづきです。

【予兆は前年から】

2012年、大根を栽培してた畑で、局所的に大根が腐り始めました。
地際のあたりから黒くなって腐っていきます。
大根の 根腐れ病 でした。
リゾクトニア菌が大根に悪さをすると 亀裂褐変症 という、茶色いひび割れができるのですが、それが超酷くなると腐ってしまうようです。
記事 「いよいよ明日初収穫(2012.07.24)」

亀裂褐変も酷くなると腐ってしまうんだなぁ、とは思ったものの、それほど重くは受け止めなかった私。
今年の気候が、褐変を助長する天候だったんだなぁ、とか、来年からは消毒剤(播種前に土に混ぜる粉剤)を撒かなきゃだめかなー くらいに思ってました。

そんな呑気な事ではありませんでした。
翌2013年、長芋の大不作になりました。


【土壌消毒か別の道か】

この地方の多くの農家では、長芋植え付け前に土壌消毒を行います。
クロールピクリン(略してクロピク)という土壌消毒剤を使います。
クロピクは土にポチッポチッと数mlずつ垂らす剤で、気化してガスで病原菌や土中の虫、雑草の種を殺します。
そこそこ高い剤なので、長芋とゴボウの時に使うくらいです。
かなりキツイ剤なので、クロピク打った後は1~2週間位は植付できません。

たった二人で作業しているので、クロピク後の待ち時間が惜しいです。
クロピク用に新たな機械(アタッチメント)が必要になります。
なにより、クロピク打った畑に近寄ると、目がシバシバします。
そんな理由で、できればクロピクは避けたいと思いました。
それにクロピクを使ったら、良い菌も悪い菌も全部殺してしまうのですから、ずーっと使い続けなければなりません。

その他の土壌消毒剤についても試してみたりしたのですが、値段の割に効果が実感できなかったりしました。

別の道は、拮抗菌を使用することです。
リゾクトニア菌は強い菌です。他の菌が死んでしまうような乾燥でも生き抜き、過湿状態は大好物、土の深い所でも生き延びます。でも、リゾクトニア菌以外の菌が既に繁殖してしまった状態だと、あまり勢力を振るえないらしいのです。
リゾクトニア菌より先に、作物に悪さをしない菌を増やしてしまおうという作戦です。

こっちの方がなんとなく性に合ってます。
実行してすぐに効果が出るという感じではないですが。
こっちの方向でいろいろ試してみることにしました。


つづく


おまけ

blog170328_3.jpg

ケージに入れてリビングに連れてきたリオ。
ヒトミちゃんの動く姿を見ると、イカ耳になってビビリます。
実は、怖がりなんだね。

blog170328_4.jpg

先住猫たちのつぶやき 「あのコ、早くどっか行かないかしらねー」




スポンサーサイト
にほんブログ村 企業ブログ 農業へ 

コメントの投稿

非公開コメント

カウンター
プロフィール

ちぐちぐ

Author:ちぐちぐ

脱サラ就農日記HP







カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブロとも一覧
■ ブログ名:100年ファーマー!小川原湖農園
ブログ内検索
RSSフィード
リンク